「自分をゆるす」ということ。

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子どもの不登校を解決できる親の特長として、

  • 何があっても我が子を信じて気楽に構えている
  • 目先の事に捉われて一喜一憂せず、長期戦の構えで一日一日を大切に生きている
  • 子どもを変えるよりも、まず自分が変わることの大切さを理解している

といった事が挙げられるようです。

不登校解決には子どもを変えるよりも、お母さん自身がまず変わることが大切、とはよく言われることですが、「変われ変われ」と念じ続けたところで、そう簡単に人は変われるものではありません。実際、「変わらなきゃ」の呪縛に、疲弊しきっている人は(老若男女問わず)少なくありません。

「まずは今のままの自分をまるごと受け入れて愛してあげてください。」

そう言われても、どうすれば“自分をまるごと受け入れられる”のかが、わからない・・・。

「ダラダラなまけてしまう自分が許せない・・・」

「何をやっても長続きしない自分が許せない・・・」

「完璧になれない自分が許せない・・・」

その「許せない」思い、無意識に子どもにも向けてしまっているかもしれません。

「またこんなに散らかして!」

「勉強しないでゲームばっかりして!」

「こんな事で将来どうやって生きていくの!?」

人を許せない人の内面には、“自分を許せない思い”が根深く巣食っています。

子どもを許せない時って、お母さん自身が自分を許せない時かもしれません。

だけど子どもは、どんな自分もお母さんに受け入れてほしい、どんな自分もゆるしてほしい、といつも願っています。

ここはひとつ開き直って、「変われ変われって、うっせーわ!!」とブチ切れてみませんか?

逆説的ですが、「変わらなくていい。私はこれでいいんだ」と自分をまるごと受け入れた時、人は変わり始めるのです。

「ゆるす」とは、心を「ゆるめる」こと。

「~ねばならない」で、ガチガチに凝り固まってしまった心を、思いっきりゆるめてみましょう。

いいじゃないですか。誰が何と言おうとそのままのあなたで。

まずは、自分自身をゆるす事から、はじめてみませんか?

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