弱さを強みに。

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カウンセラーだって、いまだに落ち込むこともあれば、心が鬱ループでぐるぐる巻きになって、一歩も動けなくなる事もあります。

夜は眠れず、お酒がとまらず、朝は起きられず、家族にあったかい手作りご飯をつくる事はおろか、お皿ひとつ洗えない。つらいですよね。

いつかの夜、夫と話していて、「お前のとりえって、一体なに?」と聞かれて、何も答えられませんでした。

特技もなければ趣味もない・・・。

「強い心は折れやすい。メンタル弱めは意外とずぶとい。」

(2020ボートレースCM:一般財団法人 BOATRACE振興会)

去年CMで流れたこの言葉に、私はすごく勇気をもらいました。

「そっか。弱くたって、それを武器に生き抜いていけるかも・・・。」

まず、自分の弱いところって何だろう。

①すぐ寝てしまう

②すぐあきらめてしまう

③労働が苦手(主婦になってパートをいくつも経験したけれど、最短1ヶ月でクビになった事も(^^;))

その弱みをいいように解釈すれば?うまくカバーする方法は?

①すぐ寝てしまう⇒だって眠たいんだもん。開き直って、寝たい時に寝ればいいんじゃない?昼間寝て真夜中に仕事するもよし。

②すぐあきらめてしまう⇒「向いてない」と感じたら、早めに見切りつけて、向いていること、楽しんでやれることを探せばいいんじゃない?そこから新たな出会いや突破口が生まれる。

③労働が苦手⇒「もう雇われて働くのは無理だし嫌だ」と強く思ったからこそ、カウンセラーとして起業できた。これから先倒れそうになった時も、「もうあの頃にはもどりたくない!」という強い思いが、手足を動かす力になる!

自信を無くして自分なんて何の取柄もない、と悲観してしまう時は、「弱い自分」と向き合ってみて。

私もこの文章を書くほんの1時間前までは、「弱さを強みに変える」なんて簡単に言うなよ、なんてかなり悲観的な気分でした。

だけど、こうして書き出すことによって、とりあえず開き直ることができました。

開き直ると、なぜか胸が反り返りませんか?

そこまできたら、だいじょうぶ。

後は、また胸をはって、頭を、手足を、動かすだけ。

そして、どうか、忘れないで。

どんな時も自分のこころが何を求めているか、何を嫌がっているか。

どうぞ、時々はそれと向き合って。

身も心もボロボロになる前に。