産後うつと孤独なワンオペ育児に苦しんだRさん(30代女性)

(※内容に関しましては、ご相談者様の許可を頂いて掲載しております。またプライバシー保護のため、文章内の事例は一部修正を加えております。)

(2021.5.30)

娘を出産後、産後うつになりました。

夫はいつも帰りが遅く、たまには育児を替わってほしいと頼んでも

「俺だって疲れているんだ!」と怒鳴られ、実家の母に訴えても「母親失格」となじられ、

泣き止まない娘をどうしても叩いてしまうことをやめられない・・・。

「今までよくひとりで頑張りましたね。つらかったでしょう。」

私の話を聞き終えたはらださんが、ぽつりとつぶやいたそのひとことに、

たまった思いを吐き出すように大声で泣き叫んでいました。

カウンセリングを重ねていくうちに、

「”○○ちゃんのママ”としてだけでなく、一人の女性として認められたい。自分の未来を切り拓いていきたい。」

そんな本当の自分が少しずつ見えてくるに従って、娘にあたってしまう事もなくなっていきました。

娘を預かってくれる園も見つかり、今、私は仕事を探しています。

いつか経済的にも精神的にも自立して、本当の意味で自由になりたい。

あの日のカウンセリングから一歩踏み出すことができた。

心から感謝しています。