(2021.5.15)
(※内容に関しましては、ご相談者様の許可を頂いて掲載しております。またプライバシー保護のため、文章内の事例は一部修正を加えております。)
息子は中学生の時不登校になって以来、自室にひきこもってゲームばかり、昼夜逆転の生活を送っていました。
そんな息子の将来を思うと、心配で夜も眠れない日々が続いていました。
はらださんは批判や助言の押しつけもなく、ただひたすら話を聴く事に徹し、私のつらい思いを受け止めてくれ、
「何があっても我が子を信じること。」
「まずはお母さん自身が人生を楽しむこと。」
の大切さを、カウンセリングを重ねていくうちに、気づかせてくれました。
それまでは息子の事が心配で家から出るのさえ不安でした。
これまで寂しい思いをさせた分、仕事をやめて息子についていてあげるのが母親の務めなのでは?と頭では考えつつも、母子家庭で生活の不安もあり、踏み出せないでいました。
しかしカウンセリングでひとつひとつ不安の棚卸しをしていく中で、今ある仕事のありがたさにあらためて気づいていくうちに、友人たちとの食事会やカラオケも楽しめるようになり、私が明るく変わり始めると、ずっと部屋に閉じこもっていてもう何年も口さえ聞いてくれなかった息子が、リビングのソファに座るようになったのです。
「自分の好きな道へ進みたい」と今春から芸術系の専門学校へ進学し、
巣立っていった息子に心からエールを送るとともに、
勇気を奮い起こしてあの日カウンセリングの問い合わせをしてみて、本当によかったと思っています。
(Sさん:40代女性)